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令和4年度修了式を行いました

 本校では3月20日(月)、1年の締めくくりとなる修了式を行いました。

 まず、式に先立ち、3月22日(水)から静岡県で開催される「第38回全国高等学校新体操選抜大会」に出場する本校新体操部の壮行会が行われ、選手たちは在校生や教職員からの激励を受けました。

全国高等学校新体操選抜大会に出場する新体操部

 その後、行われた修了式で工藤校長は、「今年度取り組んできた学習面、生活面をしっかり振り返ってほしい」とした上で、「春休みは、社会に目を向け世の中を知り考える機会であり、家族とのコミュニケーションを図る大切な時間でもあります。この2つをぜひ宿題として考えてほしい」と挨拶を述べました。

 続けて、教職員離任式が行われ、3月末でご退職される先生方とのお別れを惜しみました。生徒代表からは、一人ひとりの先生方に心温まるメッセージを送り、これまでの感謝を伝えました。

離任式

 さて、保護者の皆様におかれましては、今年度、1年を通じて大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。次年度におきましても、本校の教育活動に変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 令和5年度1学期始業式は、4月8日(土)です。

令和4年度修了式「校長講話」(抜粋)

 例年より早く桜前線が北上しています。通用門の桜も4分咲きというところでしょうか。

 さて、令和4年度の修了式を迎えました。

 今日皆さんが取り組むことは、今年度の振り返りと私からの宿題を持ち帰ることです。
 学習に関しては、通知表に記載された評価・評定を掘り下げて確認することが必要です。この教科の評定4はどうしてなのか。5にならなかった要因は何かなどを考え、評定の根拠となった達成率についても再確認することが必要です。
 生活面については、生徒会役員が中心となり校則の見直しを進めているようですが、社会の変化や多様性を考えて必要なことだと考えます。しかし、現行の校則を勝手に解釈し自分に都合の良い捉え方をしている人がいるのも現状です。一人ひとりが原点に返って考えていくことが必要です。
 次は、私からの皆さんへの2つ宿題です。1つ目は、社会に目を向け世の中を知り考える宿題です。例えば、1年間の出生者数は120万人から減り続け80万人を切ってしまいました。少子高齢化の弊害は、経済、文化、技術、生産力の低下など国力にも大きな影響を及ぼします。このような現象がなぜ起きているのか。どうすれば良いのか。また、格差社会やAI人工知能の課題も皆さんにとっては、直接影響を受ける課題です。まずは現状を知ることから始めましょう。
 2つ目の宿題は、家族とのコミュニケーションを図ることです。普段は忙しく保護者の方と落ち着いて話す機会がないかもしれません。この1年を振り返り、これかの夢や希望について面と向かって話をしてください。必ず今まで気づかなかった発見がお互いにあるはずです。

 新学期の登校は4月8日(土)からです。新たな目標を胸に登校しましょう。 

令和5年3月20日
日本女子体育大学附属二階堂高等学校
校 長  工 藤 公 彦