学校改革「N-Project」がスタートします。
日本女子体育大学附属二階堂高等学校は、創立以来73年間継承されてきた建学の精神である「剛健と優雅の両面をもつ体育を理想として、衣食住に生活全体を通しての人間教育」のもと「個性の伸長と共に社会に役立つ女性の育成」を目指してきました。
本校ではこのような伝統を尊重しつつ、急速に加速する社会の変化に対応するために、令和3年度より新たな取り組み(N-Project)を始めます。
生徒一人ひとりの夢の実現とグローバル社会でたくましく活躍する女性の育成を目指し、これまでの教育内容をさらに深め向上させながら新たな学校文化を創造していきます。
今後、学校説明会ではさらに詳しくご説明するとともに、ホームページ等では取組内容を順次お伝えしていきますので、ご期待ください。
Project1 「新コース制がスタート」
これまでの3コース(総合進学、体育、保健福祉)を見直し、令和3年4月より新しいコース制を実施します。これまでのコース制に比べて、幅広い進路選択が可能となります。
1年生(2コース制)
「特別進学コース」… 大学への進学を目指します。
「キャリアデザインコース」… 自分のやりたいことを見つけ、将来のビジョンを描きます。
2・3年生(5コース制)
「特別進学コース」… 国公立大学や私立大学への現役合格を目指します。
「進学コース」… 幅広い分野への進学を目指します。
「スポーツコース」… スポーツの技能を磨き、理論を習得します。
「ダンスコース」… ダンスの技能を磨き、専門性を身につけます。
「ヒューマンケアコース」… 保育・看護医療・福祉の分野を目指します。
Project2 「N-SALCの新設」
英語などの語学を通じて自立学習を実践する「N-SALC」(Nikaido Self-Access Learning Center)が今年の秋に完成します。
グローバル社会を生き抜く上で必要となるコミュニケーション力を高めたり、さまざまな地域や文化、人びとの考え方を受容したり、課題発見と主体的に解決する力を身につけたりできる空間として、授業やそれ以外での学びをサポートする理想的な教育環境に整えていきます。
ネイティヴの先生と英語を楽しく、積極的に学んだり、ハロウィンやクリスマスなどのイベントを自分たちで計画して運営したり、生徒たちの意欲を高める工夫を現在考えております。