創立記念日
4月15日(金)は、本校を含む学校法人二階堂学園の創立記念日です。
本年は、創立以来100年という大きな節目を迎えます。記念日にあたり、少しだけ創立の歴史を振り返ります。
1922(大正11)年4月15日、学園の創設者・二階堂トクヨが代々木山谷(現在の小田急線参宮橋駅の近く)の地に、女子体育の指導者を育てるための『二階堂体操塾』を開塾しました。
「女子体育は女らしい優美なものに、母となるべき健康なものに」という思いを胸に、当時勤めていた学校を退職し、ほとんど独力で自らのすべてを体操塾創設のために費やしました。
創立の翌年、関東大震災がおこったため、世田谷区松原の麦畑の真ん中に新しい校舎を建てました。これが現在の本校がある場所です。その後、体操塾は専門学校となり、多くの体育の先生を世に送り出しました。
トクヨが亡くなったあと、専門学校は短期大学となり、そして1965(昭和40)年に現在の日本女子体育大学が誕生します。
一方、本校はトクヨの意志を継いだ実弟・二階堂清寿が、1948(昭和23)年、この松原の地に「二階堂高等学校」を開校しました。
創立74年を迎えた現在でも、「個性の育成とともに、社会に貢献する女性を育成する」という本校の目的とともに、トクヨの建学の精神を受け継ぎ、清寿が掲げた「人づくり」を第一として、教職員が一丸となってさまざまな教育活動に取り組んでおります。
今後とも末長いご支援をいただきますようお願い申し上げます。